書籍: バイオ

医療ナノテクノロジー―最先端医学とナノテクの融合―

東京大学が推進する「知の構造化」としての「医療ナノテクノロジー」は、21世紀の最先端医療と次世代ナノバイオ産業を牽引する新興分野である。本書は、医学と工学の細分化した領域に分散する知を「医療」に向けて構造化するための、他に類を見ないテキストである。
医療ナノテクノロジー―最先端医学とナノテクの融合―
  • ・判型: B5判/本文2色
  • ・頁: 240ページ
  • ・発行: 2007年10月
  • ・定価: 3,570円
    (本体価格3,400円+税)
  • ・ISBN978-4-903453-05-7


推薦のことば
「知の構造化」としての医療ナノテクノロジー
東京大学総長 小宮山 宏
東京大学では「知の構造化」をキーワードに改革を進めています。専門性を担保しつつ、複合化して初めて生かされることが多い現在の先端技術の性質を踏まえた、連携・横断型の体制整備です。この教育の試みとして3年前から実施されている医工融合教育プログラム「医療ナノテクノロジー人材養成ユニット」からテキストが出来ました。最先端医学、ナノテクノロジーの細分化した領域に分散する知を、「医療」に向けて構造化するための、他に類を見ない参考書になっています。

監修

片岡一則(東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 教授)

編集

東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット

著者(五十音順)

相川眞範(ハーバード大学医学部  助教授)
石原一彦(東京大学大学院工学系研究科  教授)
位高啓史(東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット  特任講師)
金 幸夫(茨城大学理学部  教授)
小泉憲裕(東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット  特任助教)
佐久間一郎(東京大学大学院工学系研究科  教授)
佐藤香枝(東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット  特任講師)
佐藤守俊(東京大学大学院総合文化研究科  准教授)
鄭 雄一(東京大学大学院工学系研究科  教授)
西山伸宏(東京大学大学院医学系研究科附属疾患生命工学センター  講師)
畠 賢一郎((株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング  取締役・研究開発部長)
火原彰秀(東京大学生産技術研究所  准教授)
船津高志(東京大学大学院薬学系研究科  教授)
光石 衛(東京大学大学院工学系研究科  教授)
宮崎哲朗(ハーバード大学医学部 リサーチフェロー)
茂呂 徹(東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット  特任助教)
大和雅之(東京女子医科大学先端生命医科学研究所 准教授)
廖 洪恩(東京大学医療ナノテクノロジー人材養成ユニット  特任助教)


本書の構成

第Ⅰ部 診断に用いられるナノテクノロジー
 第1章 細胞の分子イメージング
 第2章 1分子蛍光イメージング法による生体分子の機能と相互作用の解析
 第3章 分子イメージングで疾患を診る
 第4章 マイクロ・ナノ化学チップ
第Ⅱ部 治療に用いられるナノテクノロジー
 第1章 ナノDDS
 第2章 ナノバイオインターフェイス
 第3章 体を作るナノテクノロジー
第Ⅲ部 ナノ医療を助ける支援技術
 第1章 医療ロボット
 第2章 医用画像誘導技術
第Ⅳ部 臨床応用に向けた課題
 第1章 知財マネジメント
 第2章 再生医療の現状と実用化に向けた課題
◎座談会
 今、何故“ナノバイオ”なのか―「医療ナノテクノロジー」の現状と今後を概観する
 出席: 片岡一則・永井良三・岡野光夫・江上美芽